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# マネジメント

人工知能時代に生き残るのは、意外と「こんな上司」だった

これがドラッカー流マネジメントの神髄
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欠点を見つけるのは誰でもできる

読者も日常経験することだと思うが、「他人の欠点はよく見える」。粗(あら)捜しをすれば、欠点の見つからない人間などまず見つからない。もちろん、筆者も欠点だらけである。

ある新聞は誰が首相になっても欠点を見つけて批判することで有名であるし、最近の野党は政権政党の粗捜しに躍起になって、政策論争などそっちのけだ。しかも、野党が批判する政権与党の「粗」が野党にもたくさんあることが発覚し、何倍ものブーメランになってかえってくる。

このような政治状況にうんざりしている読者は多いだろうが、企業組織においてもこの粗捜しが日常的に行われている。

 

例えば、ゲシュタポなどと陰口をたたかれる社内監査部門や役人による色々な企業への検査。「重箱の隅つつき隊」とでも言いたいような精査を行うが、だからと言って不祥事が劇的に減ったとか、業務効率が向上したという話はあまり聞かない。

何か事件が起こった時に、役人や経営幹部が「私はちゃんと調べました。指導しました」というアリバイ工作をするため以上のものには思えない。

どのような無能な人にも他人の欠点は見えるし、一番よく分かっているのは本人である場合も珍しくない。

だから、他人が膨大なエネルギーを使って、欠点を探してあえて指摘する必要性はそれほどないといえる。

また、不正防止ということであれば、悪いことをしようとする人間に対して形式的な検査をしても意味が無い。彼らはいくらでも抜け穴を探すのだ。むしろ、悪事を働こうという気にさせない、「社内の良好な雰囲気」が大事なのである。

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