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「副業」をしたら損をした…?副業の「落とし穴」にハマる人が急増中

人生にマイナスになれば本末転倒

副業のワナ

働き方が多様化する中、副業、兼業をする人、また希望する人が増えています。2018年1月に政府が、副業・兼業を促進するガイドラインを策定したことなどを受けて、副業を認める企業も少しずつ増えているようです。

マネー相談や勉強会を通して、またプライベートで私が出会うWワークの方々は、所得を増やしたいという動機が多いという印象です。厚労省の「複数就業者への労災保険給付について」によると、「副業をしている人を本業の所得階層別にみると、本業の所得が299万円以下で全体の約7割を占めている」「また、雇用者総数に対する副業をしている人の割合を本業の所得階層別にみると、本業の所得が199万円以下の階層と1000万円以上の階層で副業をしている者の割合が比較的高い」ということからも概ね合致するように思います。

さらに、本業を続けることでリスクを最小限に抑えて起業、転職の準備をしたい、副業がキャリア形成につながる、本業に生かす人脈作りのためなど、他にもさまざまな動機があり、非常に興味深いです。

特定の時間や場所に縛られない生き方、働き方は今後も増えてくるのでしょう。一方で、副業・兼業で収入アップしたい人たちがいざ始めたみたところ、想定していなかった不利益を被るというケースも増えてきています。今回は具体的な事例をもとに「副業・兼業のワナ」にはまらないための防御策について考えていきましょう。

 

数年前から定期的にマネー相談に来られている青木恭平さん(仮名・32歳)の本業は電気通信業の会社員です。夜や休日の空き時間を利用して、自転車での食事の宅配を始めました。

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最近、街でもフードデリバリーサービスの自転車をよく見かけますが、聞くところによると、学生さんのアルバイトだけではなく、青木さんのように副業としている人も多いようです。コツをつかめば結構稼げるし、時間に縛られず、運動不足解消になって良いのだそうです。

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