たくさんの人出でにぎわった年末の築地市場水産仲卸売場(本記事の写真、指定のないものはすべて筆者提供)

消えたのはネズミだけではなかった…豊洲新市場「閑散」のワケ

働く人たちの声を拾った

繁忙期・年末年始に閑古鳥が鳴いていた豊洲市場は大丈夫か──。

すったもんだの末、昨年10月に築地(中央区)から移転した豊洲市場(中央区)。世界最大級であり、かつ日本の台所という使命を担いつつ、築地で培った魚河岸ブランドを継承する市場として開場から盛り上がりを見せたが、この年末年始、築地とは異なる魚売り場の光景が広がっていた。

なんと500軒弱がひしめき合う仲卸売り場に、まったく活気がなかったのだ。築地でしばしば見かけたネズミのように、一般客の姿も豊洲では消え失せていた。

豊洲市場閑散としていた2018年末の豊洲市場水産仲卸売場

1日1000人に「入れません」

「入れたらいいんだよ。魚が売れるんだから」

築地からの移転後、2カ月が経った12月中旬、売れ残った魚を横目に、ベテランの仲卸が不機嫌そうにそうぼやいた。

この仲卸、築地からの移転に関しては賛成派。土壌汚染問題により、豊洲への移転に反対する仲卸には、冷ややかな視線を送りながら、近代的な新市場に大きな期待を抱いていたのだが……。

ベテラン仲卸が機嫌を損ねていたのは、豊洲市場の仲卸売場へ一般客が入れなくなっていたからだ。

 

水産仲卸売場棟1階にある仲卸エリア入り口は、付近に警備員がいて「市場関係者以外立入禁止」という看板が立てられており、仲卸業者や買出人専用となっている。

豊洲市場水産仲卸売場へつながる場所には「立入禁止」の看板と警備員が配置されている(水産仲卸売場棟)

仲卸売場棟には、3階に一般客が利用できるすし店などの飲食エリアがあり、新交通・ゆりかもめの「市場前」駅の出口から、専用通路で直通。同棟の4階には物販エリアがあり、市場関係者でなくても買い物が可能だ。

しかし、そこから1階の仲卸売場へ下りようとしてエスカレーターやエレベーターに近付くと、ここでも「見学者は立入禁止です」などといった注意を喚起する文字が目に入り、警備員が立ちはだかっている。

水産仲卸棟数カ所に配備されている警備員によれば、昨年12月中旬、多くの一般客が豊洲市場を訪れたが、仲卸売場へ入ろうとする国内外の一般客の進入を警備員が阻止。「市場関係者以外は売り場へ入れないという説明を、われわれが1日1000人くらいに行っている」と話した。一般の来場は多い日で1日数万人になるため、警備員たちの業務も多忙を極める。

http://rbt.com.ua/services/special-custom-work/

антифриз

Витамины и Минералы