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米国に見捨てられたら、韓国は北朝鮮より先に「崩壊」する可能性

「サイゴン陥落」への道を振り返ると…
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現代の戦争は情報戦である

自称・元徴用工問題における韓国最高裁の理不尽な判決は、これまでも悪化の一途をたどってきた日本人の対韓感情にとどめの一撃を与えたといえる。文政権も、これまでにない世論を背景にした強硬な日本の対応と、自らが学校教育などで「洗脳」してきた国民の反日感情の板挟みにあって右往左往している。

また、米中貿易戦争から第二次冷戦へと移る中での、ファーウェイの副会長の逮捕は、米国の対中姿勢の厳しさを如実に示すとともに、共産主義国家としての中国の「スパイ活動」の恐ろしさを身にしみて感じさせたはずである。

北朝鮮については多くを語る必要が無いだろう。朝鮮半島や中国大陸の国々の一線を越えた行いについてのエピソードは、ほぼ無限にあり、筆者もその事実に腹を立てている「怒れる日本人」の1人である。

しかし、国際政治の力学が決してきれいごとばかりでは無いのも事実である。主権を持っているのは国家だけであり、国連や国際組織は良く言っても同業組合にしかすぎず、何の力も持たないことは、国連の悲惨な現状を見ればすぐにわかる。
 
国際社会というのは、西部開拓時代の無法地帯のようなものであり、「水戸黄門」や「大岡越前」は決して存在しない。その無法地帯の国際政治の力学で見ると「北朝鮮よりも韓国が先に崩壊する」というシナリオが見えてくる。

 

朝鮮半島の情勢はかつてのベトナムに似ている

まず、朝鮮半島の現状とかつてのベトナムとを比較してみよう。

ベトナム戦争は、当時のソ連邦を中心とする共産主義陣営と米国を中心とする自由主義陣営との代理戦争で、共産主義陣営の北ベトナムと自由主義陣営の南ベトナムに分かれて戦った。

当初米国は、アジアのちっぽけな共産主義の国など簡単にひねりつぶせると思っていた。ところが、その予想に反しいくら物量作戦で北ベトナムを攻撃しても、彼らを降伏させることはできず、戦争は長期化し、最後には1975年のサイゴン陥落で実質的な敗戦を迎えた。

このベトナム戦争敗戦は米国国民の心にトラウマを残し、フランシス・フォード・コッポラ氏の「地獄の黙示録」(1979年)、オリバー・ストーン監督の「プラトーン」(1986年)、さらにはスタンリー・キューブリック監督の「フルメタル・ジャケット」(1987年)をはじめ多くの作品が映画化されているので改めて語る必要は無いだろう。

米国がこの戦争において敗北した理由はいくつかある。例えば、当時米国人記者の戦争取材は基本的に自由であったので、戦場の悲惨な写真や映像が、新聞・雑誌テレビなど繰り返し報道され国民の反戦意識をあおった。

もちろん、この反戦運動においては、ベトナムだけでは無く、旧ソ連邦などの工作員(スパイ)がデモなどの先頭に立って活躍したのは言うまでも無い。米国内の反戦運動で一番得をするのは、共産主義の北ベトナム政府である。

これに懲りて、米国では湾岸戦争以降、戦場での取材に厳しい規制が行われている。最近の戦争で、ベトナム戦争当時のような悲惨な写真や映像が見られないのは、この規制のためで、戦争が今も悲惨であることには変わりない。

また、現在は一時停止されているが当時は徴兵制が敷かれ、議員の息子も徴兵されたため、議会でも反戦気分が高まり、これも北ベトナムを利することになった。

しかし、最大の原因は、南ベトナムにおける米国の傀儡であるゴ・ディン・ジェムのサイゴン政権が腐敗しているだけでは無く役立たずで、ベトナム国民の支持を得ることができない点にあった。

筆者自身は、共産主義は「邪悪なお花畑理論」にしか過ぎないと考えているし、共産主義国家での虐殺・リンチ・監禁を含む悪行を見ている限り、そのような国に住みたいとは思わない。

しかしサイゴン政権の現実と共産主義者たちが語るファンタジーを比べたときに、ベトナムの民衆たちが共産主義ファンタジーに望みを託した心情はよくわかる。

韓国の現状も非常によく似ている。韓国の政治の腐敗については多くを語る必要が無いかと思うが、歴代大統領が退任後に、反対勢力からの圧力によって逮捕、処刑、自殺などの悲惨な運命をたどっているのは、南米の軍事独裁政権と同じであり、韓国の本質は軍事独裁といえる。

また、文政権は特に、北朝鮮の言いなりにみえることもある。

このような共産主義的な腐敗した軍事独裁政権を米国民あるいは米国大統領が好んで支援すると考えるのはあまりにも浅はかである。

それが理解できずに、北朝鮮との融和をひたすらはかり、米国の最も重要な(少なくとも安倍-トランプコンビになってからはそうだと考える)同盟国である日本に対する理不尽な反日攻撃を続ける文政権の韓国が米国から見放されるのはむしろ当然といえる。

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