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一般人とはここが違う!株が暴落した時、「プロの投資家」はこう動く

株が上がっても、下がっても変わらない

株価急落時、フェイスブックに投稿した滝の写真が…

突然ですが、みなさんの会社には、部活動はありますか?

私が代表を務めるレオス・キャピタルワークスでは、役職員が5人集まれば会社の公式部活動ができます。いくつかの部が既に活動しているのですが、このたび、「滝ガール」として活動している私のアシスタントの女性が部長となって「レオス滝クラブ」が誕生しました。

四季折々の滝を鑑賞してリフレッシュするという部活動で、私も部員になっています。第1回の部活動は、10月下旬の土曜日、紅葉の山梨へ。部員みんなで美しい自然に癒されながら滝の魅力を満喫し、私はフェイスブックにその様子を投稿しました。

ところが、この件は一部の方の不興を買うことになりました。ちょうど株式市場が急落していたタイミングだったので、ツイッターに「こんな時に滝を見に行っているなんてとんでもない」という趣旨の批判が投稿されたのです。私には、当社の投資信託「ひふみ」シリーズを保有してくださっているお客様を刺激しようという意図はまったくありませんでしたが、批判ツイートに共感した方もいらっしゃったようです。

では、相場が急落したり急騰したりしたとき、投資家はどのように行動すべきなのでしょうか。

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私自身の考えをご紹介する前に、最近、印象深かったイベントについて書きたいと思います。これも投資とは一見無関係な、将棋の話です。

10月のある日、私は中村修九段と飛車角落ちで対戦させていただきました。CS放送囲碁・将棋チャンネルの、「お好み将棋道場」という将棋愛好者がプロに「駒落ち」で挑戦する番組の収録があったのです。

 

駒落ちとはハンディキャップのようなもので、全部で20枚ある持ち駒のうち、上手(強い方)が数枚少ない状態で対局します。駒落ちには駒落ちならではの戦い方(定石)があるので、収録前には駒落ちの定石を研究して対局に臨みました。

しかし、最初の30手ほどは研究どおりに進んだものの、その後は研究してきた手を外されて銀を取られて一気に形勢逆転。そこから170手ほど形勢は押されっぱなしでした。つまり私が準備していたことは全く役に立たず、自力で戦うしかなかったわけです。

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