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# お金持ち # 自己啓発

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インド人大富豪から教わったお金の鉄則
仮想通貨、ブロックチェーン、フィンテック、AI、評価経済……新しい経済システムが次々と登場している昨今。そんな中、著書『』で知られる「時給70万円」のインド人実業家、サチン・チョードリー氏は、時代や環境に左右されない「お金を増やすルール」を知ることが大切だと語る。そのひとつが「成功者の輪」に入ること。どんなコミュニティに所属しているかが、いつの時代も重要なのだ。チョードリー氏に詳しく教えてもらった。

インド人大富豪の教え

インドから日本にやってきたばかりのサラリーマン時代のことを、今もよく覚えています。当時の私は、「お金に弱いままの人」でした。どうしてそうだったのか、当時の自分を見るとよくわかるのです。

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典型的だったのは、自分のまわりが自分と同じような人たちだったことです。なかなかうまくいかなくて、いつも「ストレス」を抱えていて、嫌なことがあると、すぐにテレビに逃げ込んでいる。実はそれは、まわりの人も同じでした。

みんなで集まったりすると、一斉に出てくるのが会社や上司の悪口です。自分たちがうまくいっていないのは、上司のせいだ、会社のせいだと始まるわけです。

当時の私の上司は、とても厳しい人でした。英文の書類のコンマがついていないというだけで怒鳴られて、資料を投げつけられたりしました。

タイピングをするのが遅いので、家でワープロの練習をしてくるよう求められました。日本の細かなビジネス慣習に慣れなくて、本当に苦労しました。

ミスをすれば叱られますから、気分は良くありません。こうなると、逃げたくなるのです。言い訳をしたり、自分を正当化したり……。自分は悪くない、上司がうるさすぎるんだ、求めすぎるんだと思っていました。

 

そして、仲間たちと集まると、最後に出てくるのは、「こんな給料で、そこまでの仕事を求めるな」という言葉でした。憂さを晴らしていたわけです。

実のところ、そんなことをしていても、何の成長もありません。何もいい方向には進みません。むしろ今は、当時の会社に感謝しています。厳しくしてもらえたおかげで、後に自分にも厳しくなれたからです。

私は成功するために日本に来ました。お金が欲しかったし、お金持ちになりたかった……。その後、インドに定期的に出張して、インドの大富豪のライフスタイルを見る機会を得て驚きました。

もうすでに隠居している人たちもいましたが、みなさんビシッとしているのです。日本で付き合う同僚たちとは、なんだか空気がまるで違っていました。

そして、「お前は日本にいてずっとサラリーマンで生きるつもりなのか」「せっかく日本にいるなら、テクノロジーの最先端を走れ」「インドのジュガールを使え」という教えをもらうのです。さらに最後にもらったのが、「お前はちょっとだけ変われば絶対に成功できる」という言葉でした。

私はそれを信じることにしました。大富豪が私の何を知っていたのかはわかりませんが、きっと私には運がついているんだと勝手に思うことにしたのです。帰りの飛行機で気持ちはどんどん昂ぶりました。「あの大富豪のようになろう」と思ったのです。

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