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知られざる「医学部入試面接の世界」~彼らはこんな風に人を見ている

パワハラ・セクハラ質問は当たり前…?

圧迫面接…?

「あなたのお父様はサラリーマンだけど、6年間の学費は本当に払えるの?」
「結婚しても仕事(医師)は続けますか?」
「(何年も受からなくて)医師に向いてないとは思わなかったの?」

これらがなんの質問だかわかるだろうか。これは、大学医学部の面接で当たり前に訊かれる質問である。1つ目の質問は、サラリーマン家庭の子息に対して、2つ目の質問は女性に対して、3つ目の質問は多浪生に対して。

面接は、ほぼすべての医学部の入試で行われる。その現場では、未だにこのような質問がまかり通っている。普通の会社であれば、「パワハラ・セクハラ発言」と認定されてもおかしくない。

 

今年は、東京医科大学に始まる、「不正入試事件」が発覚し、「自分も差別されるのではないか」、「どの大学を受ければ差別されないか」と、疑心暗鬼になっている受験生が増えている。

ほとんどの医学部で、志望理由書などの「エッセイ」や「面接」が課されるため、医学部を受験する学生は、出願先を決めるこの時期から、志望理由書や面接の準備を始めなければならない。

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「医学部入試は、すなわち医師就職試験である」という当然の事実を前提として考えると、医学部入試の「入学願書」が、いわゆる「エントリーシート」に相当することがわかるだろう。

そして、面接試験の方法論として、「圧迫面接」なる手法があることは、多くの読者に予想できると思う。しかし、実態は、一般読者の予想を超えて、過酷で「異常」である。

大手予備校から毎年出版される「医学部面接ノート」なる出版物や「面接模範問答集」を見れば、たしかに合格者の声がうかがえる。しかし、「合格者という優等生」の声だけでは聞こえてこないリアルがある。

そこで、今回は、医学部受験生として決して優遇されなかった高年齢女子受験生や、回り道をした社会人受験生などへの指導経験をもとに、「入学願書」や「面接試験」で、何が聞かれてきたかを紹介し、その実態を明らかにしよう。

通常の入試や企業面接なら「即アウト!」

「愚問」の方から見てみよう。

たとえば、ある医学部の、今年の受験用の入学願書には、家族全員の氏名、年齢、出身校(大学)、職業、等を書かせる欄がある。

家族の職業欄に「医師」とあると、面接で、「どちらの医学部出身?」などと聞かれ、「開業されているの?」とか、「ご専門(診療科)は?」とか、属性を根掘り葉掘り聞かれることもある。というか、必ず聞かれる。

これは、大学側が、情実入試、つまり裏口入学的なことを、依頼されているかどうかに関わらず、大学にとっての「身内」か「外様」か、を明らかにするための質問である。

とくに私立医大の面接試験では、家族に医師や医療関係者がいない場合、医師への志望理由をさらに深く追及される場合も多い。

「なぜお父さんの職業を継がないの?」、「なぜ〇〇という仕事じゃだめなの?」等々、医師家系でない者が、医師を志望することがあたかも「不自然」であると錯覚してしまうくらい、受験生が追いつめられることすらある。

さらに、「学資負担者」の名前と職業を書かせる欄があったりもする。当然、面接でも聞かれるわけで、「あなたのお父様はサラリーマンだけど、6年間の学費は本当に払えるの?」と、直接的に聞かれることもある。

面接指導をする私たちも、親の年収や貯蓄額、学資ローン借り入れの可能性など、事前の情報収集を完全に実施しておいて、「はい、祖父の代の遺産と実家の敷地がありますので…」など、堂々と答えさせる準備をするのが実情だ。

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