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# 仕事論

堀江貴文さんが語る「近い将来、世界の一大産業が『遊び』になる」

ホリエモンの新・成功の常識
大きな反響を呼んだ堀江貴文さんの“お金の特別授業”。『』から期間限定で公開するインタビューの第2回をお届けする。

ノリよく、たくさん経験しよう

第1回で話したノリの良さにつながる話として、漫画『』のなかに登場した私は、若者にある体験を無茶振りしている。不老不死ビジネスへの投資を申し出た京大生の中川に、東京から札幌まで43時間半以内にヒッチハイクして到着するように命じたのだ。

これは面白い。もし現実に中川のような青年が現れたら、同じことを命じるかもしれない。

ヒッチハイクは、いい体験だ。私も学生時代のお金がない頃、よく国内でヒッチハイクした。車を止めて知らない人に声をかけるのは、すごく怖い。だけど車に乗せてもらえないと移動できないし帰れないのだ。若者が度胸をつけるには最適の方法だ。

ヒッチハイクで日本一周も、10代で投資ビジネスも、豊かな体験。体験の多い人が、面白い人生を歩めるのは間違いない。多くの体験のなかで「これが本当に好きだし、得意だな」と思えるものに出合える確率も、当然上がる。

「どうやったら好きなことが見つかりますか?」の回答は、ノリ良く、たくさん体験をすること、これしかない。

 

先生・大人はへたに教えるな

大人は子どもの体験を全力でバックアップすること。邪魔しても意味がない。というか、邪魔する根拠がない。子どもが大きくなる10年後、世の中はこうなっていますという明確なビジョンがあれば、好きなことをやらせないほうがリスキーであるとわかるはずだ。

初等教育の先生は、今後はキュレーターに徹するべきだと思う。あまたある情報からノイズを除去して有用な情報だけ抽出して提示する役割だ。子どもたちの興味あること、才能を伸ばせそうなことを、できるだけたくさん提示して、何を取るかは子どもに選択させよう。

いまの初等教育のシステムでは、本当に有用な知識を子どもたちに教えるのは、限界だろう。だいいちスマホも使いこなせない先生ばかりの教育現場で(しかも禁止していたりする)、本当の創造性が育つわけがない。

先生はへたに教えるな! というのが私の一貫する主張だ。

ダメな先生は、「おまえには才能がないから○○は諦めろ」とか「やるだけ時間の無駄だ」などと言って、生徒の選択肢を絞ろうとする。それが大人の役目だと思いこんでいる。大間違いだ。うまくいくかどうかの判断は、本人がすること。

親や大人にできることは、子どもに「これやってみるか?」とたくさん差し出して、「やる!」と言ったものをすべてやらせる。これだけだ。

私は子ども時代、「マンガを読んだらバカになる」と言われ続けた。「テレビばかり観たらいけない」と言われたし、「勉強の邪魔になるから」と親にパソコンを捨てられた。やりたいこと、好きなことをたくさん封じられてきた。

けれど結局、大人になって役に立ったのはパソコンの知識であり、テレビやマンガで培った感性だった。親や教師の言うことを信じてもロクなことはない。

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