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# ラップ口座

波乱相場とは無縁…! 年利15%「ラップ口座」で得する人が続出中

金融商品の騰落で一喜一憂するのは古い
年末の師走相場で、株式市場は大波乱の展開を見せた。暴落相場を目の前に、慌てて手持ちの株を売り払った人も少なくないのだろうか。しかし、個別の株式や金融商品の騰落で一喜一憂するのはもう古い。じつはいま投資の世界では、世界経済が長期的には緩やかに成長していくという前提に立って、その時流に乗る投資手法がスタンダードになりつつある。やり方は簡単で、しかも高利回りも期待できるその手法を紹介します。

75万人がすでに始めている

日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を27年ぶりに更新した10月上旬、食品メーカー元幹部A氏(65歳)の顔はほころんでいた。

「1年前から大和証券の『ラップ口座』に500万円を預けているんだけどね。35万円も利益が出ているんだよ。別にそのカネで何をするわけでもないんだけど、やっぱり心にゆとりができるね。

手数料はたしか2~3%だけど、気にしたことはない。だって、こんなにも利益が出ているんだ。証券会社としても、客に損をさせたら、評判が傷つく。儲けさせるために、全力で投資をしてくれているはずだよ」

ラップ口座とは、証券会社や信託銀行などの金融機関が個人と契約し、資産の運用から管理、売買までを総合的に行う金融商品だ。

日本投資顧問業協会が9月に発表したデータでは、今年6月末の時点で、契約件数は75万件に達し、口座残高は8兆2747億円にも上る。

 

ラップ口座は「過去5年間で30~50%上昇」の実績

情報サイト「オールアバウト」でマネー記事のガイドを担当する清水京武氏が解説する。

「ラップ口座の中でファンドラップと呼ばれるものは、顧客のニーズに合わせて投資信託を組み合わせ、運用するサービスです。

分散投資によってリスクを抑えるのを最大の売りにしています。1年で倍になることは期待できませんが、逆に半分になってしまうリスクもまずありません

QUICK資産運用研究所の調査によれば、各社の運用成績は手数料を除いて、過去5年間で30~50%上昇しています。

ここ数年の株式市場の上昇を受けた結果とはいえ、リスクを抑えた運用でこのパフォーマンスならコストに見合った投資とも言えるでしょう」

大手メーカー勤務のB氏(56歳)も余裕たっぷりの表情でこう話す。

「職場に現れる三井住友信託の営業マンに説明を受け、これはいいと、500万円で同行の『ファンドラップ』を始めました。会社員人生の残り時間もあまりないので、一番積極的なプランを採用したところ、大当たり。

これまでのところ年利15%を実現しています。直近で日米の株価が暴落しましたが、利益が吹き飛ぶような損失にはならないと思います。リスク低減もしっかり計算してくれているようです」

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