テイラー・スウィフト〔PHOTO〕gettyimages

テイラー・スウィフトが「政治的沈黙」を破ったことへの大きな衝撃

緊張感溢れる中間選挙を前に

テイラー・スウィフト発言の衝撃

10月に入りアメリカでは、11月6日の中間選挙に向けた動きが活発化してきている。中でもテイラー・スウィフトが民主党の候補者に投票するとInstagram上で公言したことは、彼女のファンのみならず多くの人びとを驚かせた。

カントリー・シンガーとしてスタートしながら、今ではビルボードランキングの常連としてすっかり大物ポップシンガーの仲間入りを果たした彼女だが、多くのミュージシャンとは異なり、選挙前に政治的立場を明らかにするのは、今回が初めてのことだった。

出発点がカントリーということからもなんとなく想像がつく通り、彼女の出身は南部であり、今回支持を表明した候補者の選挙区も、彼女がハイスクール時代を過ごした南部テネシー州だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

さん(@taylorswift)がシェアした投稿 -

では、なぜ彼女が、今までとは異なり政治的沈黙を破ったのかというと、それはブレット・カバノーが50対48の僅差とはいえ、連邦議会上院の承認を得て、晴れて最高裁判事となることが決まったからだった。

実際、テイラー・スウィフトが、民主党候補者の支持を表明したのは、カバノーの承認が決まった直後のことだった。

カントリーから始めたことからもわかるように、初期の彼女の成功を支えたのは南部のファンだった。そして南部といえば、政治的には共和党の支持者が多い土地柄だ。いや、むしろ、北部の連中に反感を覚える土地柄という方がふさわしいかもしれない。その結果、北部に支持される民主党には与したがらない、というわけだ。

〔PHOTO〕gettyimages

ところで、一般的にはミュージシャンというと、クリエイターの性として自由自在な生き方を好む傾向があり、結果としてデモクラシーの理想である自由と平等を称えることことが多く、そこからミュージシャンの多くは民主党の支持者であると思われがちだ(もちろん、カニエ・ウエストのようにトランプが大好きなことを全く隠さない人もいるが)。

しかもテイラー・スウィフトの場合、カントリーからポップスへとイメージを変え、全米での人気を不動のものにした。おそらくは、こうした込み入った経緯から今までは、自らの政治的立ち位置の公表は差し控えていたのかもしれない。

 

いつの間にかすっかり垢抜けて都会じみたイメージになってしまったけれど、心根は素朴な昔のままだよね、というファンの心理を配慮したものだったのかもしれない(あるいは、単に不要なトラブルを避けたいだけなのかもしれないが)。

だが、そのような彼女ですら、民主党の支持を表明し、もっといえば自分のファンにもできれば投票に出かけ民主党の候補者を支持してほしい、という意向を明らかにしたのは、それだけカバノーの最高裁判事への就任が承服し難かったということだ。

そして、先ほど「50対48の僅差」と記したように、カバノーを承認したのは上院の共和党議員である。となると、その共和党に一矢報いたいというのがテイラー・スウィフトの本心なのだろう。

velomarket.org.ua/category/velosipedy-vnv/

Лечение рака легких в Германии