10月21日 1メートルの定義が変更される(1983年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1983年のこの日、フランス・パリで開催された第17回国際度量衡総会において、メートルの定義を「1秒の299792458分の1の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ」とすることが決定されました。これ以前の定義の変遷は下記のようになっています。

1791年:地球の子午線の赤道から北極までの長さの1000万分の1を1メートルと制定

(この間に、メートル原器が作られる)

1889年:メートル原器そのものが長さ1メートルの定義となる

1960年: 「クリプトン86原子の、2つの準位2p10と5d5との間の遷移に対応する光の、真空中における波長の1650763.73倍に等しい長さ」と定義が変更される

また、この定義変更によって、光の速さ(光速)の定義も、秒速299792458メートルと誤差なく決定されることになりました。

さて、2019年5月30日に、いよいよ重さ(質量)の定義も変更されようとしています。130年ものあいだ1キログラムの定義として存在していた「キログラム原器」がその役目を終え、物理定数に基づく新しい定義に置き換わります。

同時に、温度の単位「ケルビン」、電流の単位「アンペア」、物質量の単位「モル」の定義も刷新される予定です。

ふだんはまったく意識することのない「単位の定義」。しかし、その裏側には、「単位」を維持し、より精度の高いものを目指す科学者たちの熱意あふれる姿があるのです。そして今回の定義改定では、日本の研究者が大きな役割を果たしたそうです。

来年「単位」の何が変わるのか? 私たちにはどんな影響があるのでしょうか? 

 もっと知りたいおすすめ書籍 

新しい1キログラムの測り方
科学が進めば単位が変わる

長/国際度量衡委員

臼田孝 著

絶対に変わらず、誰にとっても納得できる「重さ」の基準とはなにか? 最先端の科学がその難題に挑みます。
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