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一瞬で100万部突破…最新「トランプ暴露本」の最重要ポイント

大統領の「悲劇的欠陥」とは何か
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トランプと激しく言い合った男

ウォーターゲート事件の報道で著名なワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワード氏が、中間選挙を控えた9月11日に刊行した『恐怖の男 トランプ政権の真実』が、またしてもトランプ大統領を激怒させています。

トランプ政権中枢の要人たちに取材した情報に基づく同書は、大統領の言動を克明に描き出し、売り上げの面でも発売から1週間で110万部と、今年のはじめに刊行され日本でも話題となった暴露本『炎と怒り』をはるかに上回る売れ行きを見せています(邦訳版は日本経済新聞出版社から12月に刊行予定)。

 

なかでも、本書に登場するトランプ政権関係者で最大のキーマンといえるのが、大統領の弁護士チームの団長を務めた、ジョン・ダウド氏です。

ダウド氏は、2016年の米大統領選挙におけるトランプ陣営とロシアの共謀疑惑、いわゆる「ロシアゲート」の捜査責任者ロバート・モラー特別検察官のカウンターパートとなった人物です。なおダウド氏は今年3月22日、すでに弁護団長を辞任しています。

ダウド氏(Photo by gettyimages)

ウッドワード氏が『恐怖の男』の中で書いているダウド氏の動向は、いずれもロシアゲートの核心に触れるものです。とりわけ迫真なのが、最終章の第42章で描かれた、トランプ大統領とダウド氏の激しいやりとりでした。

同書によればダウド氏は、トランプ大統領がモラー特別検察官の事情聴取に応じることに反対し、他の弁護士チームのメンバーであるタイ・コブ氏やジェイ・セクロウ氏と対立していました。

モラー特別検察官は、ダウド氏に「私は大統領の証言を求めている。大統領がコミー(米連邦捜査局前長官)を解任した意図について知りたい」と迫りました。モラー特別検察官は、トランプ大統領を大陪審に召喚するカードもチラつかせます。

しかしダウド氏は、「モラー特別検察官の真の狙いは、トランプ陣営とロシアの共謀疑惑の解明ではなく、大統領を偽証罪の罠に落とすことだ」と読んでいました。実際、マイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ジョージ・パパドポロス元外交顧問、トランプ陣営の元選対本部長で実業家のリック・ゲーツ氏といった側近たちは、いずれも偽証罪で起訴され、罪を認めています。

ダウド氏は、いっとき事情聴取に応じる姿勢を見せたトランプ大統領に、「証言してはダメだ。囚人服を着ることになる」と言い聞かせました。しかしトランプ大統領は「うまくやってのけるさ」と助言を無視し、聴取に応じる意思を変えなかったといいます。

結局、ダウド氏は「大統領、私のアドバイスを受け入れられないならば、あなたを弁護することはできない」と述べ、辞任しました。

ちなみにダウド氏の辞任後は、ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長が大統領の弁護士チームに加わり、モラー特別検察官との交渉を続けており、今なおトランプ大統領本人の事情聴取には至っていません。

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