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2018年、ノーベル賞に最も近い5人の日本人科学者の名前

3日の化学賞に期待

8年ぶりの「化学賞」受賞なるか

今年も、ノーベル賞の季節がやってきた。本日10月1日の生理学・医学賞を皮切りに、5部門が順次発表となる。(文学賞は、選考委員のセクハラ問題のために見送り、代わりに今年限りの新しい賞が発表される)

筆者は、『災害予測やAIが候補にならない…「ノーベル賞」は時代遅れか』と題する記事を先日寄稿したばかりだ。

とはいえ、その権威と話題性、影響力が群を抜いていることは誰も否定できないところだろう。日本の科学技術衰退が懸念される中、明るい話題は貴重であり、後続の研究者の励みともなる。

今回は、筆者の専門である化学分野(化学賞の発表は3日)を中心に、ノーベル賞候補者として有力な研究者を紹介してみたい。

 

セメントを金属に変えた「錬金術師」

日本人で有力候補として挙げられるのは、やはり細野秀雄教授(東京工業大)だろう。

高精細・低消費電力の液晶ディスプレイ開発に大きく貢献した「IGZO半導体」の生みの親であり、携帯電話などに広く用いられている。

通常、これほどの大発見を果たしたら、それをライフワークとして生涯取り組み続ける研究者がほとんどだ。細野の非凡な点は、ひとつの成功にとらわれることなく、次々に新しい分野で常識を破る研究を成し遂げているところにある。

一時期大フィーバーとなった高温超伝導研究が下火になりつつあった中、2008年に細野が突如として世に送り出した「鉄系超伝導体」は、世界の研究者の度肝を抜いた。

この論文は、その年の引用件数世界一を記録するほどの反響を呼んだが、当の細野は今でもこの鉄系超伝導体を大した研究と思っていないというから面白い。

冷やすことで電気抵抗がほぼゼロになる「超伝導体」技術 photo by iStock

また細野は、カルシウム・アルミニウム・酸素という、ありふれた元素の組み合わせでできた「C12A7」という物質から、半導体や伝導体を創り出すことにも成功している。いわばセメントを金属に変えてしまったわけだから、まるで錬金術だ。

さらに2012年には、このC12A7を用いて、「窒素固定」と呼ばれる反応の触媒を創り出したことで、また世界を驚かせた。

窒素固定は、農作物の肥料に不可欠なアンモニアを、空気中の窒素から合成する反応であり、人類の食糧生産の3分の1を支える最重要な化学反応だ。

ただし、現在行なわれている方法は恐ろしくエネルギーを食うため、これに代わる低エネルギー消費の窒素固定法は、現代の科学者に課せられた最重要課題のひとつだ。

エレクトロニクス分野の研究者と思われていた細野が、化学反応の分野でこの重大なブレイクスルーを成し遂げたのだから、その驚きは大きかった。

こうしたことから、今まで物理学賞の受賞が有力視されてきたが、化学賞の受賞も十分にありえそうな情勢だ

筆者は多くの優れた研究者に接してきたが、猛烈な早口で物事の本質をズバリズバリと突く独特の語り口、どこをどう押せばこういうアイディアが出てくるのか不思議になるような研究展開の仕方など、細野はあらゆる面で比類のない凄みを感じさせる。

世界の至宝といってもよいその頭脳の上に、今年こそは栄冠が輝くことを期待したい。

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