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「日本人」はいつまで「単一民族」として語られるのか

「ハーフ」の存在から日本史を問い直す

「私は私」――大坂なおみ選手はそう言った。彼女の全米オープン優勝をきっかけに、「ハーフ」に関する議論が非常に活性化している。

わたしが2ヵ月ほど前に執筆した「」(ニッポン複雑紀行)という記事も大坂選手の報道と重なるように閲覧数が急上昇していた。

なぜ「ハーフ」をめぐる議論がここまで活性化したのだろうか?
そもそも、日本社会において「ハーフ」とはどのような存在なのだろうか?
「ハーフ」と呼ばれる人々はこれまでいかなる人生を歩んで来たのだろうか?

わたしはこれまで、「ハーフ」をテーマに研究や調査を進めてきた。ここでは、「ハーフ」と呼ばれる人々の歴史や日常生活の現実を簡単に紐解いてみたい。

(※1 この記事では、研究者としての立場から、過去に語られた言葉として「混血」、現在一般的に知られている言葉として「ハーフ」という語句をそのまま引用する形で鍵括弧で記載している。これらの語句の注意点については文末に記す)
 

「ハーフ」の半世紀

そもそも、特定の人々に対して「ハーフ」という言葉が用いられるようになったのはいつごろからなのだろうか。

歴史学や社会学の領域では1970年ごろといわれている。すなわち、「ハーフ」が一般的に使われ始めて、はやくも半世紀が経つということだ。

お茶の間レベルで「ハーフ」が日常語化したきっかけは、ドリフターズとともにテレビに出演して人気を博した「ゴールデン・ハーフ」というアイドルグループだといわれている。

『平凡』(1972年9月号)で掲載された「ゴールデン・ハーフ」写真を一部抜粋

彼女たちが雑誌に取り上げられるときはきまって、セクシーさが過度に強調され時には卑猥な表現なども用いられた。

このように性的な対象として描かれるばかりではなく、日本語のたどたどしさなども強調され、彼女たちの話し言葉はしばしばカタカナで表記された。

「ハーフ」の、特に女性に対する、性差別的で偏った表現は、すでにこの語句が登場したときから始まっていたのである。

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