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# 顧問 # 独立 # 転職

受注額を1000倍にした「印刷会社の営業部長」の他利精神

「プロ顧問」のあせらない交際術
定年後・早期退職後の新しい働き方として注目を浴びつつある、「プロフェッショナル顧問」。長年の会社員経験を活かせるうえ、大幅な収入アップも望めるという。一般社団法人「プロフェッショナル顧問協会」代表理事で、著書『』を上梓したばかりの齋藤利勝氏は、成功のポイントは「人脈」と「他利の精神」だと強調する。齋藤氏にくわしい話を聞いた。

自分に合った「コミュニティ」に参加しよう

顧問は一人で顧問先企業の課題と向き合い、解決にあたる職業です。もちろん取り組みは顧問先企業の担当部署のメンバーと一緒に行いますが、顧問という立場としては、基本的には一人です。

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だからこそ、人とのつながりを大切にしてほしいと思います。

仕事のために人脈を広げておくことも必要ですし、自分では対処しきれない問題にぶつかった時に、人の知恵を借りることで出口が見つかることもあるのです。

私は顧問として独立間もない頃、やはり人脈を広げようと有名な異業種交流会を含め、多様な交流会に参加していた時期があります。けれど、そういった場所では利己的な方を多く見かけ、どうも馴染むことができませんでした。

 

そこで、自分と同じベクトルの人たちとのコミュニティをつくる必要性を感じ、自ら懇親会を毎月主宰するようになりました。かれこれ2年以上続いています。

顧問として知り合った経営者の方を中心に、あらゆる職種の方が懇親会に参加してくださり、皆さんとても楽しんでいらっしゃるようです。

これまでで延べ700人くらいが参加していますが、私の会では一つだけ絶対的な決まりごとがあります。それは、懇親会で営業活動をしないこと。もちろん、例えば名刺交換をして、SNSでつながって、人間関係を築いたその延長線上にビジネスがあるのは構いませんし、実際にコミュニティを通じて大きなビジネスに発展したケースもあります。
 
しかし、最初から営業目的で来る人が増えれば、コミュニティの方向性がブレていきます。あくまで純粋に人と人がつながる場としてのコミュニティづくりを、これからも続けていきたいと思っているのです。

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