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わが国にも懸念…韓国の北朝鮮産石炭密輸と日本「これだけの接点」

疑惑船舶が自由に寄港で国連制裁に穴か

韓国で密輸摘発

関税庁によると、逮捕されたのは40~50歳代の男女3人。彼らは昨年4月から10月の間、計7回にわたり、合計約6・5億円相当の石炭を北朝鮮からロシア経由で韓国に密輸していたという。

方法はこうだ。

まず北朝鮮の港からロシア極東サハリンのウラジオストク港やホルムスク港などに向けて、石炭を北朝鮮籍貨物船で運ぶ。

ロシアの港に着いたら、石炭をいったん港のヤードに荷下ろして、そこで別の外国籍貨物船に積み替える。その外国籍貨物船がロシアから韓国まで北朝鮮産石炭を運ぶ。

韓国の税関には、原産地証明書を偽造し、ロシア産の石炭として虚偽の申告を行っていた。

国連安保理による北朝鮮産石炭に対する輸入制限措置は、2016年3月2日採択の安保理決議2270号で導入された後、段階的に強化された。そして昨年8月5日採択の決議2371号で全面輸入禁止とされた。

にもかかわらず、北朝鮮は国連制裁網をすり抜けて、まんまと韓国に不正輸出していたわけである。

 

続く今年8月12日、韓国外交部は、北朝鮮産石炭を韓国に搬入していたとして、外国籍貨物船4隻の入港禁止を発表した。「スカイエンジェル号」、「リッチグローリー号」、「ジンロン号」、「シャイニングリッチ号」の4隻である。

外交当局者の説明によると、これら4隻の「船舶や船舶関係者が意図的に違法取引に直接関与したと確定しにくい」ものの、「入港禁止を通じてひとまず船舶を利用した禁輸品搬入の可能性を遮断できると判断」したとのことだ。

スカイエンジェル号とリッチグローリー号がかかわった石炭密輸については、すでに国連専門家パネルが3月5日付けの報告書で「捜査中」と記述していた。またスカイエンジェル号がかかわった事案について、。

国連安保理決議では、禁輸貨物積載容疑の船舶の寄港禁止や、自国港湾内などにいる制裁違反容疑の船舶の資産凍結や勾留などが国連加盟国に義務付けられている。

にもかかわらず、スカイエンジェル号とリッチグローリー号は今年2月にも韓国に寄港し、ジンロン号も6月に韓国に寄港していた。韓国政府はこれらの貨物船を何ら規制していなかった。

韓国や日本のメディアは、「韓国政府の入港禁止は『手遅れの措置』」、「抜け穴を見逃していた韓国に対する国際的な批判が高まるのは必至だ」などと批判している。

だが、忘れてはならない重要なことがある。これは日本にとっても決して他人ごとではないのだ。

前述の貨物船団はロシアを度々訪問した後、日本にも幾度も寄港していたのである。しかも、つい最近に至るまで。

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