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「あおり運転」「危険運転」に遭遇しても、絶対やってはいけないこと

「ロードレイジ」から身を守るために
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「あおり運転」に殺人罪が適用された

車間距離を全くとらず、前の車両にピッタリと付きまとうベンツ。横を走る車に執拗に幅寄せを続け、衝突寸前の大型トラック。猛スピードでいきなり割り込んできたと思ったら、急停車するプリウス…。

YouTubeで「危険運転」「あおり運転」と検索すると、このようなドライブレコーダーの映像をアップロードした動画が大量にヒットする。目を疑うような乱暴な運転の数々。中には100万再生を超える動画も珍しくない。

こうした危険運転で、ついに国内で初めて殺人罪で起訴されるドライバーが出た。大阪府堺市で7月2日、バイクに乗っていた大学生の高田拓海さん(22歳)に追突し、彼を死なせた、中村精寛被告(40歳)だ。

 

事件の検証には、中村被告の車両や周囲の車両のドライブレコーダーが使われた。とりわけ不可解に思えるのが、自身の車にもドライブレコーダーが搭載されていたにもかかわらず、中村被告は高田さんをあおり続けた上、最後は時速100km近いスピードで故意に追突したこと、またそれだけでなく、衝突の瞬間「はい、終わり」と不穏な言葉を口走っていた、という事実である。

中村被告は事件時、酒に酔っていたという。詳しい動機はまだ明らかになっていないものの、おそらく高田さんの運転になんらかの恨みを抱いて報復行為に出たのだろう。

ここで問題なのは、酔っていたとはいえ、「なぜ被告は自分の運転が記録されているのに、相手を死に至らしめるような危険運転を行なったのか?」ということだ。

自分の行く手に邪魔な車が現れると威嚇したり、暴言を吐いたりする。追い越されるとムキになって追いかけ、相手の後ろにピタリとつく。ひどいときには、ウインドウを開けて怒鳴るーー。運転中のこのような加害行為や報復行為は、「ロードレイジ(road rage、直訳すると“路上の怒り”)」と呼ばれている。

頭に血がのぼり、まともな判断ができなくなる。「やられたんだから、やり返せ」と思ってしまう。気がつくと、取り返しのつかない事態になっている…こうしたコントロール困難な「怒り」こそが、相次ぐ危険運転やあおり運転の直接的な原因なのである。

写真はイメージです(Photo by iStock)

駅で歩いていて多少人とぶつかったり、行く手を阻まれても(よほどの悪意があるとわからない限りは)、いきなり相手に突っかかっていく人はほとんどいない。なぜ人は、車に乗ると攻撃的になるのか?

それは、車が究極の「匿名の移動空間」であるからだ。

かつては、その気になればナンバーから車の持ち主を特定することもできたが、現在では法規制があるため不可能だ。多少トラブルになっても、走り去って逃げることは難しくない。

ネット上でも、顔が見えないのをいいことに言いたい放題書き込む者は少なくないが、それと同様に、運転中のドライバーは「顔や名前を特定される心配のない安全圏にいる」と錯覚し、ロードレイジを起こしてしまうのである。

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