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元側近らが次々に明かす、ソフトバンク孫正義「知られざる金銭哲学」

日本一のお金持ちの、超意外な金銭感覚
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五反田で、1000円もしない定食を食べていた

「あれはソフトバンクが株式を店頭公開してすぐ。94年に店頭公開されたソフトバンクの初値は1万8900円をつけ、孫正義さんは一夜にして約2000億円の資産を手に入れたビリオネア(億万長者)として注目を浴びていましたときのことです。

そんな折も折、五反田駅前の大衆的な中華料理屋に行ったら、孫さんがそこにいたから驚きました。しかも孫さんは一人で来店して、1000円もしないような定食を食べていた。お会計になると、ポケットから小銭を出して支払って出て行ったんです。

店頭公開後、孫さんは30万円ほどのゴルフクラブを新調しただけで、それ以外に大きな買い物をしなかったとも聞きました。さらにこの時期、孫さんは業績を上げた社員に対して自分の保有株を贈与する特別報奨制度を始めるんです。要するに、自腹を切って社員のモチベーションを上げる策を打った。この人は並みの富豪ではない。なんてカネの使い方をするんだと、不思議に思いました」

ある大手金融機関幹部は、そんな孫正義氏の知られざるエピソードを明かす――。

 

ソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)が店頭公開してから約25年。

米フォーブスが今年発表した「日本人長者ランキング」では、ソフトバンク創業者の孫正義氏は堂々1位に選出された。フォーブスによれば、その資産総額は約2兆2900億円。店頭公開当時に2000億円だった孫氏の資産は、この10倍以上に膨れ上がったわけだ。

総資産2兆円となれば、毎年1億円使っても、2万年かかるほどの大金である。そんなスーパーリッチの孫氏はいったい何にカネを使っているのか――。元部下や関係者、知人らの証言から浮かび上がってくるのは、いかにも孫氏らしい独特の金銭哲学なのである。

「私が身近で見ていた時は、孫さんは『銀座英国屋』のスーツを着ていました。一着100万円は下らないような高級なものでした」

まず、そう証言するはソフトバンク元社長室長で、現在は英語事業TORAIZを運営する三木雄信氏である。

銀座英国屋といえば、各界のトップリーダー御用達の老舗高級テーラー。そのオーダースーツは、「1着200万円超え」もある超一級品として知られる。

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