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「究極のお友達内閣」を誕生させた習近平の恐るべき人事術

日本の比じゃないほど露骨

独裁体制の確立

「今日はまさに、『竜抬頭』(ロンタイトウ)にふさわしい、習近平新時代の晴れの門出だ!」

3月18日、全国人民代表大会が開かれている北京の人民大会堂で、代表(国会議員)の一人が、興奮気味に語った。

竜抬頭――旧暦の2月2日、中国の伝承では、竜が天に向かって飛翔する日である。習近平という竜による中国統治が完遂したと述べたのだ。

たしかに、この表現は、まんざら大袈裟とも言えない。3月5日から20日まで開かれた全国人民代表大会はまさに、「習近平の習近平による習近平のための大会」だったからだ。

 

外国メディアはこれを「独裁体制の確立」と報じているが、習近平主席は、クーデターなどではなく、強引ではあるがあくまでも合法的な形で、強大な権限を手中に収めた。つまり、中国的に言うなら、習近平主席への権力一極集中は、正統性(レジティマシー)を持っているというわけだ。

反対意見をすべて圧殺してしまう様は、民主国家から見れば異様であるが、それが「習近平新時代の社会主義」の流儀というわけだ。外交は内政の延長であるから、この手法は今後、外交にも適用されていくと見るべきだろう。

今回の全国人民代表大会を振り返ると、3部構成になっていた。第1部が憲法改正であり、これについては、このコラムで詳述しているので再述はしない(http://lebaobab.info/articles/-/54726)。

第2部は、国務院(中央官庁)の機構改編である。今回は、そこから見ていきたい。

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