ADHDの息子の「スゴすぎるクセ」にどう向き合うかという大問題

どうにもグチが止まらない
かなしろにゃんこ。 プロフィール

「つまりこの子は、自分の身に起きたイヤな出来事に共感して欲しいんだな?」
と思って、どんなことがあったのかを尋ねるのですが、いかんせん息子はADHD。

出来事を順番に説明することが苦手で、パッと思い出した順番に説明するのです。
その説明には“いつ、どこで、誰と誰が、何をした”の5W1Hが無いものですから、さっぱり状況が把握できません。

 

仕方なく、

「A山くんとB田くんがリュウ太にこんなことを言ってきたってこと?」
「それは休み時間なの?授業中なの?」
「何がきっかけなのかな?」

といった具合に、私が一つずつ質問していきます。

すると息子は、

「もうっいいよっ!分かんないならっ!」

と逆ギレ。

息子のこの言動を見ると、ただの性格が悪い子のように感じるのではないでしょうか。

私もかつては、息子って最悪の性格……と思っていました(笑)しかし後に息子とじっくり話していくと、これもADHDの困った特性が原因であることが分かってきたのです。

自分のペースで話したい!

思い返せば息子は幼い頃から、「自分の話は、自分のペースで話したい」という特性がありました。ですから、「そうなの。それで?」などの相づちに対しても、よくプンプンと怒っていたものでした。

大きくなってから息子に、話し方のテンポについて聞いてみました。すると、

「自分にとって気持ちのいい速さで相手が話さないと、気持ちが悪いと思うことがある」

というではありませんか。

つまり、こういうことです。

“早口でまくし立てるように話すリズムを持つ息子”は、“子どもに分かりやすいようにユックリ話す私のリズム”がイヤだったんだと思います。

さらに、“自分の話に質問をはさまれるとキレる”というあの暴君ぶりに関しては、

「質問ばかりされると、自分の話に情報が少なかったことが分かる」
「話し方がヘタで伝わっていないのを実感させられて、自分にキレていたこともある」

とのことでした。

自分に対してもどかしい気持ちで、パニックになってしまっていたようです。
気難しい子ですよ、まったく……。これも「クセが強い」部分です。