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不動産を売る場合、こんな業者につかまってはいけません

買い叩かれないために必要なこと

「囲い込み」の罠

「相場の価格が5000万円のマンションや戸建てを、その価格で買うのはそれほど難しくありません。しかし、本来5000万円で売れる物件をその価格で売るというのは、実は非常に難しいことなのです」(不動産流通システム[REDS]代表取締役の深谷十三氏)

配偶者が亡くなって広い部屋を持て余し、長年住んできたマンションから引っ越すことに決めた。これからのことを考えると、なるべく高い価格で売りたい。そう考える人は少なくないだろう。

ところが、笑顔で近づいてくる不動産仲介業者の営業マンに言われるままに物件を売ってしまうと、相場よりも遥かに安い値段で自分の大切な財産を売りわたすことになってしまいかねない。

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「本来5000万円で売れるはずの物件が、4000万円、3000万円で売られていったケースを、この目で何度も見てきました」(前出・深谷氏)

不動産業界においては、自分たちの利益になるのであれば、顧客に1000万円や2000万円の損をさせることは日常茶飯事。たとえそのおカネが、顧客のその後の人生を大きく左右するものであっても関係ない。

一般の人には知られていないが、不動産業界には顧客を食い物にする恐ろしい慣習がある。それが、「両手仲介」と「囲い込み」だ。

しかも、「半数を優に超える業者がこの慣習を続けている」(前出・深谷氏)という。優良そうな大手の業者も、中小の業者であっても、だ。

 

まず、実際に両手仲介、囲い込みの「被害」に遭った男性の証言を紹介しよう。東京都内に住む白田幸平さん(仮名・45歳)は、父親が亡くなり、一人暮らしになった母親を老人ホームに移すため、マンションを売りに出した。白田さんが証言する。

「売りに出したのは、東急田園都市線の駅から徒歩5分以内にある築25年ほどの中古マンションでした。

一昨年9月、都内の中堅不動産仲介業者A社に仲介を頼みました。相場は4000万円ほどということで、それにならい、同じ価格で売り出したのです」

しかし、1ヵ月経っても、「購入希望」はおろか、「問い合わせ」も「閲覧」もゼロだった。

「景気が下がってきているのだろうかと思っているところに、A社の営業が『マンション価格は1~2年ほど前に比べると下がってきている。そろそろ値下げを検討したほうがいい。このまま行けば、価格は下がる一方だから』と、3500万円まで価格を下げることを提案してきた。

いきなり500万円値引きかと驚きましたが、母親が老人ホームに入るのに際して、まとまった現金が必要だということもあって値下げに応じました」

しかし、そこまでしても物件は売れない。さらに2ヵ月が経った頃、業者は「3000万円だったら購入するという買い手がいる」と告げてきた。

「1000万円も値が下がることにさすがに戸惑いました。しかし、営業の男性は、『このまま待ち続ければ、もっと値段が下がる』とまるで脅すように急かしてくる。

もし売れなくなったら大変だと思い、不本意ながらも結局焦って売却を決めてしまったのです」

ところが半年ほど経ったある日、白田さんは、何気なくインターネット上の物件情報サイトを見ていて驚愕した。自分が3000万円で売った物件が、4000万円で売りに出されていたのだ。

「驚きました。だってつい半年前に3000万円で売ったものなんですよ。業者に問い合わせても担当者は出てこず話にならない。腹立たしく、情けなく、いまでもやりきれない思いです」

これが典型的な両手仲介、囲い込みの被害に遭ったケースである。不動産業界には、こうした事例がゴロゴロしている。

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