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アマゾンエコーとグーグルホーム、使って分かった「買うならこっち」

ニーズによってちょっと違う

AI(人工知能)スピーカーとしては世界でもっとも普及しているアマゾンの「エコー」がいよいよ日本でも発売開始となった。グーグルやLINEはすでに競合製品の国内販売を始めているが、アマゾンも参入したことで主要なプレイヤーがすべて出揃ったことになる。

以前、筆者は本コラムで「グーグルホーム」を実際に購入し、その使い勝手について検証した。今回も実際にエコーを購入し、どの程度「使える」ものなのか試してみた。

(参考:話題のAIスピーカー"Google Home" を使って驚いた

いきなりの「発売遅れ」

アマゾンジャパンは11月8日、AIスピーカー「エコー」の日本語版を発売すると発表した。しかしながら、すぐに製品を購入することはできず、アマゾンのサイトで申し込んだ人に順次メールで案内を送付するという、いわゆるIT業界でいうところの「招待制」による出荷となった。

IT業界では、製品やサービスのスタート直後、事前に申し込んだ利用者のみに出荷を限定するというマーケティング手法がよく使われる。プレミア感を出すという意味では効果のあるやり方だが、今回のエコーについては、逆効果だった可能性が高い。

グーグルホームの発売開始から時間が経っていなかったこともあり、エコーの出荷を心待ちにしている人は多かった。だがアマゾンの発表から2週間が経過しても、多くの人には案内メールが到着せず、ネットでは「もう、どうでもよくなってきた」「グーグルホームにします」といった声が目立つようになってしまった。

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製品のアナウンスとプレス向けのブリーフィング、出荷タイミングの調整はマーケティングにおける最重要項目のひとつといえる。11月末になり、事実上、年末商戦がスタートしたことを考えると、今回のやり方は得策だったとは思えない。

十分な数の在庫を準備できていなかった可能性もあるが、すべてにおいて完璧を目指すアマゾンとしては、オペレーションが少々稚拙だったのではないだろうか。

ちなみに筆者は発表とほぼ同時に申し込んだが、アマゾンからメールが到着し、購入することができたのは3週間後の12月2日であった。

そろそろ本題に入るが、アマゾンのエコーには3つのモデルがある。

ひとつは標準型の「エコー」、もうひとつは小型版の「エコードット」、最後が高機能版の「エコープラス」である。価格はそれぞれ、1万1980円、5980円、1万7980円(すべて税込み)となっている。

エコーとエコードットは基本的な機能は同じで、違いは本体の大きさだけだ。エコープラスは、家電を制御するためのハブ機能が内蔵されており、ジグビーと呼ばれる規格に対応した家電製品であれば、直接、エコーでコントロールできる。

エコーやエコードットでも、制御用のハブを購入すれば対応可能だが、ジグビー規格に対応した家電を購入する予定があるのなら、プラスを購入した方が経済的だ。このあたりについて未定という場合には、とりあえずエコーかエコードットでよいだろう。

 

「アレクサ」は優秀か?

筆者はエコードットとエコープラスを申し込んだが、現時点で買うことができたのはエコードットだけである。エコードットは直径が約8.4センチ、高さが3.2センチの薄い円筒形。一方、エコーは直径が約8.8センチ、高さが14.8センチの円筒形となっている。

エコーの方が、きょう体が大きい分、大型のスピーカーが入っており、エコードットよりも音がよいとされる。だがエコー各製品には3.5mmのオーディオ出力端子がついており、外部スピーカーを利用できる。

またブルートゥースも搭載しているので、対応したオーディオに音声を送ることも可能だ。外部スピーカーの利用を前提にするなら、小型のエコードットでもよいかもしれない。

セットアップはグーグルホームとほぼ同じで、スマホなどにインストールした「Alexa」というアプリをから行う。一旦、エコーをルーターとするWi-Fiに接続し、その後、自宅内のWi-Fiに再接続する。手元には自宅Wi-Fiのパスワードを用意しておいた方がよいだろう。Wi-Fiに接続するとすぐに使えるようになるのはグーグルホームと同じだ。

グーグルホームの場合には、「OKグーグル」「ねえグーグル」と話しかけた時に反応するが、エコーの場合には、アマゾンのAIの名称である「アレクサ」と話しかけると反応する。

ただし、「ねえ」や「OK」を言わなくても動作するので便利である反面、会話の中で「アレクサ」というキーワードが出てくると勝手に反応してしまう。どちらがよいのかは人それぞれかもしれない。

最終的に各社のAIスピーカーが目指すところは同じと思われるが、提供する企業のビジネス・モデルの違いから、今のところAIスピーカーにもそれぞれ特徴がある。

グーグルは検索エンジンの企業なので、どちらかというと情報提供に重点が置かれおり、現時点ではショッピングには対応していない。一方、アマゾンはネット通販の会社なので、最大の特徴はやはりショッピングということになるだろう。

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