〔PHOTO〕立木義浩
# AD special

なぜ「タリスカー10年」は食中酒にもなりうるのか?

タリスカー・ゴールデンアワー第1回(後編)

提供:MHD

(構成:島地勝彦、撮影:立木義浩)

前編【シマジの師匠は、テリアの鼻と鷹の目を持つ

セオ: 山岡さん、ゲストの方には立木先生のご厚意によりベストカットの紙焼きを贈呈させていただくことになっています。

山岡: それはまた豪華なプレゼントですね。嬉しいです。家宝にさせていただきます。

シマジ: タッチャンのサインも入れてあげてくださいね。ところで、山岡さんがウイスキーを飲むようになったのはずいぶん遅かったんですよね。

山岡: そうなんです。30歳くらいになってからようやく本格的に飲むようになりました。若い頃、正月に飲んだお猪口1杯の日本酒で顔が真っ赤になって、ひっくり返ってしまった経験がありまして、それからずっと自分はお酒が飲めない体質なんだと思い込んでいたんです。

ところがある日、駅前でパッチテストをやっていて、ためしに診てもらったら、アルコールとアセトアルデヒドの分解酵素を両方とも十分に持っていることが判明しまして、「なんだ、飲めるんじゃん」と、急に強気になって飲みだした次第です。

シマジ: それが30歳くらいだったんですね。

山岡: はい。きっと昔飲んだ日本酒は保存状態が悪く劣化していたんだろうと思いますね。ぼくは劣化したものに対してアレルギー症状が出る体質なんです。社会人になってからは、ビールを飲まざるを得ない機会がちょくちょくありましたけど、むかしのビールは保存状態がよくなかったですから、やっぱり気分が悪くなることがありました。

シマジ: マイケル・ジャクソンが褒めた鼻も目も、30歳までは活躍することなく、眠っていたわけですか。もったいない。

山岡: はい。ですから、30歳をすぎてからバーに通いはじめまして、バーテンダーさんから香りや味のことをいろいろ教えてもらいながら、少しずつウイスキーを学んでいきました。

セオ: いまとなっては信じがたい話ですが、山岡さんはウイスキーに関しては晩学だったのですね。

シマジ: でもそれからというもの、憑かれたようにウイスキーを飲みまくって、いまではマンションの部屋に2000本以上のコレクションがあるんですから凄いですよね。山岡さんの寝室にはシングルモルトがぎっしり並んでいました。

山岡: そうなんです。他に置く場所もないので、ぼくはモルトウイスキーに囲まれて寝ていますが、女房は別の部屋で猫たちと寝ています。

ボブ: 3.11のときは大丈夫だったんですか?

山岡: それがビクともしなかったんですよ。ちょうどその1週間後に、テイスティング会を開催する予定で、テーブルの上に20本くらい出していたんですが、それも倒れていませんでした。うちの周辺は、ずいぶん地盤がしっかりしているようです。

ボブ: ところで『モルトウイスキー・コンパニオン』の翻訳はずいぶん時間がかかったんじゃないですか。マイケル・ジャクソンの文章はちょっと文学的な表現が多いですから。

山岡: いや、あれは突貫でやっつけた仕事なんです。まだ40歳くらいでしたから、今より無理もきいて、当時は少女漫画誌の編集をやっていたんですが、それと同時並行で一気に出来たんですよ。

じつは、ぼくはそれまでヨーロッパに行ったことがありませんでした。学生時代から西洋近代みたいなものが好きではなかったので、ヨーロッパにもあまり興味がなかったんです。アメリカは、いまでもハワイに1回いっただけなんですけれど、ただ一度ヨーロッパに行きはじめたら、すっかりはまってしまって、もう70回以上は行っています。

シマジ: やっぱりスコットランドが多いんですか?

山岡: そうですね。ほとんどスコットランドです。やっぱりぼくはウイスキーとスコットランドが大好きなんですね。

シマジ: これほどスコットランドを愛している日本人も少ないんじゃないですか。ついこの間も行っていましたよね。

山岡: はい。昨年11月にオークニー島へ行ってきました。あそこにはディアジオの蒸留所はないんですけど、スキャパとハイランドパークがあります。

ボブ: 冬だったから、ミッジがいなくて逆に過ごしやすかったでしょう。

山岡: ミッジって、あのブヨみたいな虫のことですね。あいつに噛まれると痛いんですよね。

シマジ: タリスカー10年の話に戻しましょうか。わたしは、和・洋・中どんな食事にも合う、本当に美味いシングルモルトだと思いますが、山岡さんはどう思いますか?

山岡: タリスカー10年はほかの銘柄と比べて、かなりドライでピーティーですよね。だからシマジさん好みなんだと思います。シマジさんは甘いのがあんまり好きじゃないですからね。ドライだからこそ食事の邪魔になりにくい、といえるかもしれません。

海が育んだシングルモルト スコッチウイスキー
タリスカー 10年(TALISKER 10 YEARS)

スカイ島が誇る、金色の蒸留酒。ピートと海潮の力強い香りとスモーキーな甘さを持ち合わせた、まさに男性的なモルトです。爆発的かつ複雑な香味の特徴が人々を惹きつけてやみません。
https://xn----7sbajornvhu8c.com.ua

pajero sport

hentai torrent